印刷よもやま話

チラシ印刷の現場から、チラシ集客の最先端の情報を発信します。

集客チラシの作り方と印刷

 

最近、「起業家で成功するのは6%」というニュースをあちこちで見かけ、納得すると同時に、少し考えさせられます。

うちに印刷を依頼されている顧客さんの多くは起業家ですが、半数以上が10年来のお付き合いが続いている方たちです。 うちはインターネット専門の印刷通販なので地域密着型ではなく、顧客層は全国にまんべんなく散らばっていますから、地域性は関係ないように思います。

10年続いているということは、起業家として成功されていると言えると思います。ということは、この顧客さんのチラシは成功している起業家のチラシと言っていいと思います。

この方たちのチラシには、共通する顕著な特徴があります。

 

1.チラシのデザインから印刷、新聞折込orポスティングまで全てを広告屋や印刷屋に任せていたのをやめ、自作チラシを作成され、印刷依頼されています。

 

2.自作のチラシに変更された後は、チラシの精度を上げていき、完成すると同じチラシをほとんど変更せず定期的に配布され、安定的に集客されています。

 

3.インターネット広告やブログ、SNSも活用していますが、名刺代わりにしている方がほとんどです(その理由についてはチラシと別の話になりますので、ここでは省略します)。

 

今回は、まずについて検証してみたいと思います。  

チラシのデザインから印刷、新聞折込orポスティングまでの全てを広告屋や印刷屋に任せていた方に最も多いのは、次のようなパターンです。

 

チラシ2~3000枚に1件程度の集客効果だったので、もっと集客があると思っていたと業者に話をすると「最初で3000枚に1件なんて効果が高い方です。チラシは先行投資です。この1件のお客さんがリピータになり、口コミを呼ぶのですから十分に元が取れて、やがて投資費用を上回ることになるんです。」と言われ、2回、3回と投資していったけれど、一向に集客効果が見られない。それどころか、回を重ねるごとに効果が落ちて、チラシの増量を余儀なくされる。

 

これでは事業が持たない、と自分でチラシに関する情報を集め、自分でチラシを作り、インターネットで安い印刷屋を探して発注してみると、あっけなく効果が上がり、あまりのことにあっけに取られてしまうのです。費用は半額以下になり、デザインの知識もない素人が作ったチラシの方が効果が高い。いったい何だったんだ、と。 

 

プロに依頼して2~3000枚に1件の効果があったのを、自分で初めて作ったチラシで上回ってしまうことは、ザラにあります。ワードで初めて作った何の変哲もないチラシ手書きのチラシを、自分でポスティングしてみたら、1000枚に1件の効果があった、なんて珍しいことではないのです。1枚1円で1万枚印刷したとして、自分でポスティングしたら1万円で10件の来客です。

 

500枚に1件の集客となると、さすがに簡単には作れません。驚異的なのは、100枚に1件の問合せがあるという方がいるのです。この方のチラシは特別ですが、自分でポスティングしているので、1枚1円のチラシ100枚で1人のお客様が来るのです。 ところが、こうした驚異的なチラシ、どれも広告代理店が作るチラシの対極にあるようなチラシなのです。

 

実は、広告代理店が作るチラシには「集客チラシ・テンプレート」という虎の巻があります。用紙サイズや業種ごとにテンプレートが用意されているのですが、オセロ盤のような枠で区切られたテンプレートです(枠の大きさや形はオセロ盤より不規則です)。この枠の中に、あいさつ文・商品・メニュー写真・スタッフや店長の写真・電話番号・地図などを埋め込んで完成させるのです。

このテンプレート・チラシを試された方が、何人かおられます。共通して口にするのが、「最初は2000枚に1件くらいの反響があったんだけど、同じチラシを配布していると、配布するたびに反響が落ちてくる」。

テンプレート・チラシには、何かが足りないのです。一言でいえば、テンプレートを超えて訴えるものがない、ということでしょうか。

 

自作で500枚に1件、300枚に1件という驚異的な効果をもつチラシの現物は、残念ながらお見せすることができません。企業秘密というか、心血注いで完成させた「勝負チラシ」を近隣の同業者にマネされたくない、といったところでしょうか。この方たちは「印刷したチラシを箱の上に貼らないで送って欲しい」と口を揃えて言います。チラシが届くまで、誰の目にも触れたくないのです。

 

しかし、何とか工夫してサンプルとなるものを作成し、ブログでご紹介していきたいと思っています。見る人が見ればサンプルからでも、どうしてこのチラシが当たるのか、気付かれると思うからです。

 

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ガラにもなく真面目な話に終始してしまいましたが、「起業家で成功するのは6%」などというニュースを聞くと、書かずにはいられなくなりました。

うちは単なる印刷屋なので、広告コンサルタントはしていませんし、チラシのデザインもしていません。ただ、実際の現場の情報は、必要とされる方がいらっしゃれば提供していきたいと思っています。

 

※もしかしたら役立つ方がいるかも知れない情報

手書きチラシの効果に気づき始めた人たちが、自分ではどうしても作ることができず、手書きチラシ作家を探している人が多いです。手書きチラシ作家はあまり多くないので、名乗りを上げたり、副業にしたり、お小遣い稼ぎにするには、今がチャンスかと思います。インターネットで検索して頂きますと、手書きチラシの作り方を捜しておられる人がとても多いのに、手書きチラシ作家がほとんどいないことが分かると思います。 

無責任に起業に駆り立てる気は毛頭ありませんし、手書きチラシ作家になって弊社に注文を・・・などという下心もありませんんので、ご安心願います(笑)。もし、手書きチラシを作ってほしいという注文を受けられても、依頼者の方がどこに印刷を依頼するかは自由ですので。

でも、もし手書きチラシ作家として有名になったら、「カナン&カンパニーっていう印刷屋のお蔭よ~!」と、ぜひ声を大にして吹聴してください(笑

 

文章ばかりの読みづらいブログを、最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。 次回は「2」の、自作チラシで成功されている起業家の皆さんのチラシについて、その成功例をご紹介したいと思います。