明け方に布団の中で、ふと思ったこと。
自分が好きなブログには、ある傾向があるな、と思いました。
大きく分けて「知のブログ」「愛のブログ」「食のブログ」です。
知のブログ
私は「知」に対して、ものすごく貪欲です。小説・詩・哲学、それでも飽き足らず、
大説（経典・聖書・コーラン・神学等）も読みます。別に宗教として読むのではなく、
小川洋子さん風に言うと「この世界に神が隠している秘密」を解明したかったり、
世界情勢を理解するためにコーランを読んだり、ということです。
そして書物というのは、訳し方によって全く別物になってしまうので、可能な限り、
原語と併せ読みます。こういうと机にかじりついている文学少年のようですが、
これらのほとんどは山や海で読みました。自然の中で読むと言葉の理解、気付き方、
目の開き方がまったく違うことを、ヘミングウェイや開高健に教えられたからです。
今は自然の中で読む時間が取れないので、本もブログも移動時間中に読みます。
小説や大説を読むのと同じように、小説や大説や絵本を紹介してくださっている
「知のブログ」を読むのが好きです。
あっ、でも外国語は、まったくしゃべれません（笑
愛のブログ
「知のブログ」以上に好きなのが「愛のブログ」です。恋愛じゃありませんよ。
自分が読みたい本はそっちのけで、お子さんと同じ少年ジャンプを読んで、
一緒にスポーツをして。一緒にビーズ細工やクッキー作りをしている方も。
何よりも誰よりも子供たちのことが大好きなママ。素敵です。パパもですよ（笑
尊敬どころか魂が圧倒されてしまいます。ひれ伏すくらいの勢いで（笑
こんな母に育てられたら、人生どんなだったろうと思います。
大好きで大嫌いな家族のことを書いているブログも、実は好きです。
編みぐるみ愛。動物愛。手作り愛。冬でもアイスクリーム愛のブログも（笑
子育てしながら目標に向かって邁進する「走るママ」ブログも。
自分の人生の中で決定的に欠けていたものだからかも知れませんが、
渇いた砂が水を吸い込むように「愛に溢れたブログ」を読むのが一番好きです。
実際、私自身、「愛のブログ」から、とてつもなく大きな影響を受けました。
変革と言っていい程の。そのことも、いずれブログに書いてみたいと思います。
食のブログ
グルメという観点ではなく、「食はいのち」という観点で「食ブログ」が好きです。
若い頃に仕事で料理本にかかわっていたこともあり、「食」にこだわりがあります。
人は食べることによって生きていますから、食がその人を創っている一面があります。
なので、その人の「食生活」を見て、私はその「人となり」を想像します。
書棚を見るとその人が分かると言いますが、食を見てもその人が分かると思います。
好きな料理家は、辰巳芳子さんと有元葉子さん。有元葉子さんの「作りおきレシピ」は
名著ですが、これで実際に作るのは難しいです（笑）。
はてなの『ちまこ通信』のちまこさんのレシピ、すごいと思います。
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「音楽ブログ」も好きで、音楽には、愛、友情、応援、励まし、慰め、あらゆる要素が
含まれているので、はてなで喚起されて、自分の記事も「音楽ブログ」が増えました。
「言葉」は、ときにとてつもなく大きな力を持つと思っています。良くも悪くも。
未熟ゆえに、言葉で読む人を傷つけていることが多々あると思います。
この場をお借りして、深くお詫びしたいと思います。
と同時に、言葉の持つ善い意味での可能性を、これからも追及したいと思います。
その意味で、はてなの方々との交流は様々なことを教えられ、勉強させられます。
特に、やはり愛こそは偉大です。
