チラシのキモ(印刷よもやま話)

チラシ印刷の現場から。チラシの裏に表に色紙に書きたい話。

手書きチラシ 驚愕の効果

 

チラシの効果は「論より証拠」

 

いきなりですが皆さん、次の①両面チラシと②片面チラシの2つを見比べて頂けますでしょうか。どちらも同じ美容院さまのチラシです(画像はあえて粗くしてあります)。

 

①業者に委託したチラシの表面

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①業者に委託したチラシの裏面

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②自作の手書きチラシf:id:levites:20171018161827j:plain

この2つのチラシ、どちらが効果があったと思われますか?

①の業者に委託したチラシは12500枚印刷し、業者によるデザイン費とポスティング費用を含めてチラシ作成にかかった全経費は20~30万円だったそうです。このチラシでの新規来店数は5名。もちろん大赤字ですよね(^-^;

 

②の見よう見まねで初めて作った自作の手書きチラシは、5000枚印刷し、チラシ印刷代13000円とポスティング代行業者費21000円の計34000円。このチラシを見て来店した新規来店数は13名で、新規売上121000円を達成。

ほとんどの人の常識的な感覚を粉々に粉砕する結果だと思いますが、これがまぎれもない現実です。

 

印刷業者が無料で(あるいは安値で)テンプレートを使ってデザインしてくれて、上記の①のチラシを提示されたら、ほとんどの人が納得するのではないでしょうか。

クライアントが納得する綺麗なデザインのチラシ、それがいわゆる「お客様満足度98%のチラシ」です。

ところが業者は、結果(集客効果)に責任はもってくれません。クライアントが本当に望んでいる「お客様満足度」とは、チラシの綺麗さやプロっぽさでしょうか? 

 

読まれるチラシは0.8秒で決まる

 

業者にテンプレートデザインのチラシ作成を依頼すると、業者が提案してくるチラシは、多くのクライアントが納得するデザインのチラシです。集客効果があるチラシではありません。業者は、クライアントが納得するチラシを作らなければ注文が取れないわけですから、①のようなチラシを作らざるを得ないのです。②のようなチラシを業者が作ったら、クライアントが納得してくれないからです。これが当たらないチラシが量産されている仕組みです。

 

どうして①のチラシが効果なくて、②のチラシが効果あるのか。

身も蓋もないことを言ってしまいますが、チラシを読んでいる人は、ほとんどいません(笑) もっと言うと「チラシを読むかどうかは、パッと見て決める」んです。チラシをパッと見て、それを読むかどうかを決める時間は0.8秒だと言われています。この0.8秒が、読まれるか、捨てられるかの、運命の分かれ道なのです。

 

①のチラシと②のチラシ、どちらを読んでしまいますか? 読んでしまうのは綺麗なチラシの方でしょうか、なぐり書きのような手書きチラシの方でしょうか?

それは結果(数字)が証明してしまっています。見て読まれるのは圧倒的に②のチラシなのです。 

 

「自作の手書きチラシ、凄く反響良いです!」

 

今年3月から、うちにチラシ印刷を依頼くださって集客効果を上げておられる美容室さんのチラシを、ご紹介させて頂きますね。

A4サイズ・両面印刷・4000枚のご依頼でしたが、5月に2回目のご依頼があり、「チラシ凄く反響良いです(*´▽`*)」とのことでした。チラシはスタッフの皆様が手配りされているそうです。それが、このチラシです。

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オレンジで消してある部分は店名です。両面チラシの表面ですが、裏面は各種メニューと料金表になっています。

6月にまたご依頼があり、「前回もとっても反響良かったです('◇')ゞ また次回もよろしくお願いします(●´ω`●) 」とのことでした。梅雨どきに向けて作られたのが、このチラシ(表面。裏面は前回と同じメニュー表)です。

 

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思わず、「うまいっ!」と叫んでしまいました(笑)。

ライトブルー紙に茶インクは、人気のアイス・チョコミントのカラーです(*・∀-)b

 

8月には「お客様の声チラシ」、9月には単発で「敬老の日キャンペーンチラシ」を挟んだ後に「ハロウィン・キャンペーン」チラシのご依頼でした。

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結果はいずれも、「今回のチラシの反響も凄い良かったです(*^^*)」とのことで、最新の10月チラシは「スタッフ紹介チラシ」です。

 

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チラシを超えて、これはもう最上級の優れた名刺だと思います。

お店に行かない人でも、お店の前を通ったら、つい、お店の中を覗いてスタッフさんを見てみたくなるのではないでしょうか?

そこまでお店とスタッフさんに親しみを感じたとしたら、それは凄いチラシです。何度か、このお店のチラシを見ているうちに、いつかは行ってみたくなる可能性が、とても高くなっていくので、チラシを積み重ねていけばいくほど地域の人たちの気持ちをつかんでいくはずです。

 

もし、どうしても自作じゃないチラシを作りたい場合は、業者のテンプレートチラシではなく、少々の値が張ってもプロのデザイナーに依頼すべきです。無料のテンプレートチラシはプロのデザイナーでなくても手軽にチラシをデザインできますが、集客効果が無ければお金をドブに捨てるようなものです。

  

 当たるチラシは偶然じゃない

 

私たちは皆、自分で選んでここに来たの。

偶然じゃない。運命なんかでもない。

君が今まで選んできた選択と、

私が今までしてきた選択が私たちを会わせたの。

私たちは自分の意志で出会ったんだよ。

 

住野よる著作の小説君の膵臓をたべたい(双葉社)の中でヒロインが主人公に告げる言葉です。映画化されて大ヒットしたので、ご存知の方も多いと思います。

私はこのセリフが大好きになりました。そして、当たるチラシも同じなんです。

 

当たるチラシは、偶然じゃないんです。運命なんかでもないんです。

当たるチラシは、自分の意志で作るものです。

お客様たちは、そんな自分の意志で出会う人たちです。

だからこそ、大切な絆がつむがれていきます。

そんな絆は、チラシを超えて新たな絆をつむいでくれます。

 

自作チラシは、単なるチラシにとどまらず、1通1円~2円程度で出せるハガキや手紙と同等の効果を持っているのです。業者が作るテンプレートチラシとはまったくの別物と言っていいでしょう。

 

 

※経営コンサルさんたちも、こぞって自作の手書きチラシによる集客を推奨しています。よろしければ、こちらも併せてどうぞ。

 

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