【2015.12.3 追記】
12月に入りまして、会社の方が少し多忙となって参りましたので、
ブログをしばらく休養させて頂きます。
仕事がヤマ場を越えましたらブログを再開させて頂きます。
少し早いですが本年も誠にありがとうございました。
読者の皆様、お忙しい中を貴重なお時間を割いてくださって、
☆をくださった方、ブクマしてくださった方、コメントしてくださった方、
本当にありがとうございます。
そのことが、どれほどありがたいことであるかを今、しみじみと振り返っています。
そして今年は、はてなブログの皆様との出会いに、多くの奇跡を頂きました。
「有ること難し」。ありがたさが身に染みます。
心より御礼申し上げます。ありがとうございます。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいますよう。
来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
最近のマイブームは、歌人・福島遥(ふくしま・はるか)。
まずは、その歌を5首。
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世界中の説明文を剥ぎ取って小魚たちの餌にしてやる
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正しさの美学を語るおばさんがきんいろに塗ってしまったことり
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しあわせがきんいろをして立っているのでおそろしくて布団をかぶる
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「将来は何屋さんになりたいの?」ってだれか訊いてよ(みんな嘘つき)
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死んじゃった人に謝る生きている人をずっとずっといじめる
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取り返しつかない染みを絨毯につけたい 一度だめになりたい
時代に目をそむけず、臭いものに蓋をしない強さが好きで、
短歌好きでもない私が、珍しく惹きこまれている。
で、この歌人・福島遥。フォーク&ロックのデュオ『ハルカトミユキ』としても、
2013年にメジャーデビューを果たしていた。
『ハルカトミユキ』は少し前に知って、てっきりハイトーンの男性ヴォーカルだと
思い込んでいたが、福島遥が友人と組んだデュオだと知って驚いた。
ヴォーカル&ギターのハルカと、キーボード&コーラスのミユキ。
ハルカとミユキで『ハルカトミユキ』。
『ハルカトミユキ』の歌は、
時代を覆っている茶番劇のようなモザイクの向こう側を見据え、
その生々しい傷口から、希望を見出し、そこに目を向けさせる。
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福島遥の歌は、恋歌にも清新さを見せる。
なまめかくして、うつくしい。恋歌を5首。
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一篇の詩歌になっていくからだ君がわたしにすっとさしこむ
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取り返しつかない君を見てみたい暗闇の中ふるえるmac
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泣き顔がばれないように味噌汁をもう何回も味見している
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ぬらぬらと光るリンスでふとももに字を書いている 君は寝ている
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人間をやめるのほうが恋人をやめるのよりも容易い程に、
福島遥の短歌は、
福島遥 短歌bot (@harukatotanka) | Twitter でも見ることができます。
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