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チラシ印刷よもやま話

チラシ印刷の現場から。チラシの裏に表に色紙に書きたい話。

売れるチラシの最大要素

 

売れるチラシの最大要素を一言で表すならば、「このチラシを読むメリットが明白で、それが隅々にまで行き渡っているチラシ」です。


具体的には、このチラシを出している会社やお店、チラシに掲載されている商品やサービスが「お客様に無駄なお金を使ってもらいたくない、その金額を出しても惜しくないメリットが必ずあることを訴求しているチラシ」です。
もっと言えば、お客様に今これを買わないと損、今すぐこのサービスを受けたい、とまで思わせることができれば最強のチラシだといえます。


そんな商品やサービスがあれば苦労はしないよ・・・と思われるとしたら、ちょっと待って欲しいのです。そこが売れるチラシを作れるか否かの分岐点だからです。
そんな商品やサービスがない、のではありません。商品やサービスのメリットが、最高のかたちで伝わっていないだけなのかも知れません。


まったく同じ商品やサービスが、同じ値段なのに、どこよりも多く売れているお店は、実際にあるのです。いいえ、それどころか他よりも高いのに売れているお店すら、あるのです。それができている所が成功しているお店と言っていいでしょう。
いわゆる商品やサービスの「付加価値」を、最高のかたちで訴求できているかどうか、なのです。たとえば同じ商品で他よりも高い価格なのに売れている所には、「信用」や「安心」、あるいは、こんな使い方もできる、こんな思わぬ効果がある、などの他にはない提案ができる、というのが付加価値です。

1つの顕著な成功例が、お店やスーパーで最近よく見かけるようになったPOP広告です。オススメ商品に「店長のおすすめNo.1!」などと書いて、オススメの理由が書いてあるのがPOP広告です。
しかしPOP広告は、お客様に実際にお店に来ていただかないと見てもらえません。では、お客様に来て頂くにはどうしたらいいか。そこで、このPOP広告の手法をチラシにしたのが「手書きチラシ」です。


必ずしも手書きチラシでなくても、当たるチラシの傾向は共通しています。「このチラシを読むメリットが明白で、それが隅々にまで行き渡っているチラシ」で、具体的には、商品やサービスが「お客様に無駄なお金を使ってもらいたくない、その金額を出しても惜しくないメリットが必ずあることを訴求しているチラシ」です。

もう一つの方法は、プラスの提案に対するマイナスの除去です。つまり、お客様の不安と不満を解消できる、価格だけではない何かを訴求できる、ということです。

たとえば、整体院・接骨院のチラシで最近お客様が大きく増えたという方がいます。そのチラシは、整体や接骨に関するマイナスイメージのTV報道がされた際に、逆にそれを好機ととらえて、あえてTVで報道された内容をチラシに書いて、その問題点を取り上げ、お客様に安心と信頼をダイレクトに訴求する手書きチラシを、大急ぎで作ったのです。


塗装業を個人で起業された方は、大手にはできない個人だからこそできるメリットを打ち出すと同時に、お客様の不安や不満を打ち消すチラシで、地元に着実に定着して成果を伸ばしています。職人だからこそ、手間を惜しまない、手を抜けない、だからといって高いのではなく、むしろ家が長持ちすることなどが、キャッチコピーにも、細部からも、きちんと伝わるチラシなのです。
 
捨てられるチラシは、お客様にとって必要ないものを売ろうとし、お客様に損をさせると感じさせるチラシ、お客様の不安や不満を解消できていないチラシ、あるいは必要ない、読んでも無駄だと思われてしまうチラシです。
だからこそ、お客様の立場に立って作られているチラシは、お客様の目にとまり、お客様を惹きつけ、行動させるチカラを持っているのです。