突然すが、朝5時に起きて
ブログのタイトルとニックネームを一新しました!(笑
Kanan&Co.は会社の商号なのですが、女性に間違えられることが多いので(笑
ニックネームは、isaku(与作ではありません伊作です。木は切りません)
どうぞ、よろしくお願いします(*^‥^*)ゝ
さて本日のテーマは、ある美容院さんの手書きチラシです。
この美容院さん、スタッフが交代で毎月、持ち回りで
チラシを手書きで自作してるんです。
メニュー紹介も、料金表示も、綺麗なモデルの写真も、なし。
美容院やスタッフの近況を報告しているだけのチラシです。
広告業界の人が見たら、ほとんどの人が
「これじゃ当たらないでしょ!」って断言するに違いない、
チラシに必須とされる項目がまったく入ってないチラシ。
それが毎月、予約を埋めているチラシなんです。
どうして当たるのか、ちゃんと理由があるのですが
それはまた別の機会に。
さて、この美容院さんのチラシ、
新人スタッフさんが入ると、自己紹介も兼ねて自作のチラシを作ってるんですが
その初チラシで、自己紹介を書いて余った空白を埋めるために
自分が見たまんまの微笑ましい光景を書いたのです。
これが、かつてないほどの反響で。
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新人スタッフが書いたのは、「赤ちゃん筆」のこと。
「なーんだ、そんなことならウチもとっくにやってるよ」
って、関係者の方から総攻撃を喰らいそうですが
これが、そのチラシの隅ッコを埋めたコラム記事なんです。
この美容院さん、「赤ちゃん筆」を作るだけじゃなくて
赤ちゃん筆が出来るまでを、ママさんたちがカメラやビデオに自由に撮りまくれるのです。
スタッフさんたちも、チャッカリ撮影に参加して、みんなで記念撮影もして、
「赤ちゃん筆」だけで1冊のアルバムができるほど(笑
〆 〆 〆 〆 〆
今どき「赤ちゃん筆」は、インターネットで簡単に注文できるので
美容院さんでは、やらなくなったお店、多いんです。
でも、インターネットで「筆」は届いても
「思い出」は届きませんよね?
成長して本人が筆を見ても、ピンと来ない。
筆そのものより、「赤ちゃん筆」を作ったっていう
家族の「思い出」こそが、ママさんたちにとっては大切なんだということ。
新人スタッフのピュアな目が
このお店に新しいお客さん層を呼び込むことになり
以降このお店では、「赤ちゃん筆の撮影会」が名物になってるんです。
常識に流されないこと。
経験に頼りすぎないこと。
「当たるチラシ」はたいてい、「新鮮な気づき」をもたらす自作チラシです。
プロが作る「方程式にのっとって作り込んだチラシ」は
平均点をかせげるチラシには、なっていても
起爆剤になるほどの破壊力を持つ「当たるチラシ」が生まれるのは、ほとんど自作チラシからなんです。
新人、おそるべし。
でも、新人さんにもチラシを作らせるオーナーさん、もっとサスガです。